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失われた命に政治は応えよ!
by otajcpitabashi
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大田伸一のプロフィール
 1953年1月、北海道生まれ。東京都板橋区前野町在住。日本共産党東京都板橋区区議会議員6期。企画総務委員。


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日本共産党板橋区議団

板橋区政についての記事はこちらからリンクしています。大田伸一の公式ページ
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板橋区集会所などの廃止を発表

板橋区集会所などの廃止を発表_d0045422_1541225.jpg

# by otajcpitabashi | 2015-06-11 15:42

ミッション・クリープ

そろそろ喪もあける。区民税の均等割を現行3000円から3500円に引き上げる条例改正が行われる。理由説明は、「東日本大震災からの復興を図る目的として緊急に地方公共団体が実施する防災のための施策に要する費用の財源を確保するため、臨時の措置として平成26年度から平成35年度までの間、区民税の均等割の税率を引上げる。」というもの。センテンスが長いのは役所の癖として、この発想は、自分の安全は自分で金を払えというものだ。全国の納税者6000万人を対象として投網をかける。板橋区でいうと納税者27万人×500円で1年間1億3500万円を10年間「特例」として強制的に払わせる。
 それで、本当に防災施策に使われるのかというと、一般財源であるから防災に使わなくても構わない仕組みだ。これでは昔の1億円を全地方自治体にばら撒いたことよりも質(たち)が悪い。さらにそれで、防災施策は平成23年から平成27年度の5年間で行えというから、お金が入る前に仕事を済ませろと言っているようなものだ。結局多くの自治体は、「財政困難」を強いられているから、5年間の集中期間に財源なしで仕事は進むのかといいうことになる。後からお金が入るじゃないか、というのは借金のススメ。それに、納税者の数が少なくても、災害は自然環境に左右されるから安上がりにできるというものでもない。同じ発想で、消費税の大増税は、「福祉の財源は国民がやりくりすべきものだ」という。しかし増税後は、福祉には使う気がない。なし崩し的に国民負担を増やす範囲を広げ、社会を破壊しながら、何ひとつ希望をつくらない。ミッション・クリープである。
# by otajcpitabashi | 2012-06-04 17:27 | 政治一般

小野修悦さんさようなら

小野修悦さんは行動の人であった。1949年山形県舟形町生まれで、岩手大学在学中に東大闘争支援のために上京し、思うところあって中退して、一時伊豆の旅館で住み込みで働いたという。1972年の沖縄返還の直前に沖縄に渡り10年、そこで結婚し再び上京した。検査技師の資格をとり、組合の委員長でもあった。日本共産党の区議会議員になったのは1991年のことである。彼は、先頭にたって頑張らなければ気がすまないたちであった。そしてまた、実に人への面倒見が良かった。ある時、議会の視察で鹿児島市に行った折に、お土産として地元産の黒豚肉を大量に買い込み、「小料理店をやっているいい奴がいるんだよ。あいつが喜ぶ顔がみたい」と嬉しそうに話していたことを思い出す。またある時は、他人の借金を長きに渡って返済した。「やっとおわったよ」、と言ったがそれは彼が責任を負う返済ではなかった。ギターと歌を愛しラーメンが好きで人が好きだった。彼もまた、生きている時の長さを、立ち止まったり、思い切り走ったり、繰り返したりしたが、その生き方は自らの決断の結果を積極的に背負うとする独立の精神に支えられていた。自宅で家族と上京したご両親に看取られ、8月16日に亡くなった。意識が朦朧とするなかで、しきりに故郷に帰りたいと言ったという。荼毘にふされ故郷に帰った彼は、いま田んぼの中の墓に眠っている。秋には小金色の稲穂が彼をつつむだろう。
# by otajcpitabashi | 2011-08-24 18:41

陸前高田にたって

陸前高田にたって_d0045422_22583744.jpg


4月28日から30日にかけて、岩手・陸前高田に支援物資をとどけ、手が届きにくい被災者の方々へのお宅を一軒づつ訪問して、要望を聞いて回った。前日に息子夫婦の結婚式があり、その日に二人とも命を落とした夫婦の話も聞いた。水は日に2回給水車が回ってくるが、お風呂に入る量はなく、50日間入っていないという方々がほとんどだった。
2月まで市長だった中里さんの話も聞いた。陸前高田は市街地が全滅。現市長も奥さんを失っており、市の職員の4分の1が犠牲になっている。訪問した被災者が「わざわざ遠いところから来てくれてありがとう。私たちはどんな恩返しができるだろうか」という。私たちに言葉はなかった。
小さな市だが、住民によるまちづくりをめざして積み上げてきた。肉親も家もすべてを失った人々に、「復興」を支援するなら、悲しみの中にいる被災者地震の「復興」への思いこそすべての始まりになるのは当然だ。
だが、阪神淡路大震災の「復興」のスローガン、「単なる復興ではなく創造的復興を」という言葉が、菅首相から同じ言葉で発せられた。「創造的復興」の帰着は、被災者が追いやられ、孤独死をうみ、そのかわりに大規模開発が跋扈した。被災者の悲しみを新たな儲けの対象とする、その精神の荒廃ぶりは現政府の「復興」の根本を象徴している。言葉にできない悲しみを、無念を、「天災」の言葉の中に埋め込むのだ。
政府は間違いを起こす。だが間違いに気がつかずに、過ちを隠し、仕方がなかったというのは、無責任ということなのだ。津波の濁流の中で、一瞬に、身体がばらばらに引き裂かれた人々が、今は言うはずもない人々が、聞こえぬ声を聞いて欲しいという声を聞かなければならないはずだ。軽々しく「大震災を乗り越える」などといってはならない。亡くなった人々への思いからすべては始まっているのだから。
今日、東京新聞で、中部電力が浜岡原発の停止を、コストの面から留保するという報道があった。会社のコストと比較されるのはなにか。東京電力と同じ体質をみた。未来は企業のためにあるのか、日本社会の本質的な問題が提起されている。

追記
9日の報道では、中部電力の言い分として浜岡原発を止めるにあたって、大地震・津波への新た施設整備費は政府の負担を求めたい。2年ぐらいで原発再開の際には、政府の「もう大丈夫」のお墨付きで国民を納得させてほしい、という。これって、「とばっちり感覚」そのもの。この際、みんな税金でやっちゃえぇ、止めたくないのに言う事きくんだから、政府は責任とれよぉという「開き直り感覚」もついている。こういう感覚の経営者の方々に「安全」を求めていいのだろうか。
# by otajcpitabashi | 2011-05-09 00:11 | 政治一般

私はこう考えます その1

私はこう考えます その1_d0045422_185857100.gif

私はこう考えます その1_d0045422_18592044.gif

# by otajcpitabashi | 2011-03-24 18:54 | 板橋区の政治