大田伸一のプロフィール
1953年1月、北海道生まれ。東京都板橋区前野町在住。日本共産党東京都板橋区区議会議員6期。企画総務委員。
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原爆の火にこめられた決意を次の世代へ
板橋区内の中学生による事件は、複数の生徒が繰り返し事件にかかわり、万引き、窃盗で合計30名が逮捕・補導されたというものだ。事件そのものは昨年と今年のものだが、警察の余罪追及で明らかになり、11月8日、9日の新聞各紙に追加されてそれが報道された。
板橋区議会の文教児童委員会(11月11日)での発言のなかには、「学校の責任ではない、親が悪い。親を罰する必要がある。」「昔は、悪いことをした子どもの親を呼びつけて叱ったものだ」「事件をおこした生徒は厳罰に処すべきだ」などの意見もあった。もちろん、教育委員会(事務局)はこのような考えはとらない。事件をおこした生徒たちへのケアや生活指導の改善を掲げている。 だが、学校教育の管理強化と過度の競争主義が強い中で、どの子も事件に関わる潜在的要素をもっているという観点が必要だと思う。だから、事件再発を防ぐという理由で管理強化の面が強調されると、事件の顕在化はさらに広がりかねない。 教育基本法、教育委員会制度、義務教育国庫負担制という学校制度の基盤が揺れている。主柱、骨格、土台がぐらぐらしているのは、国家権力が教育に介入し、教育を権力に都合のいいように変質させようとしているからに他ならない。教育内容においては習熟度授業、学校管理においては学校選択制を行うことは、結局、国家権力の教育への介入を準備するものとなる。 今日、板橋区主催の「平和の日のづどい」があった。毎年、区内24の中学校から代表ひとりづつがヒロシマに旅をし体験する事業を板橋区が行っている。ヒロシマとナガサキの原爆の火をひとつにあわせ、区役所ロビーですでに13年間燃え続けている。旅をした中学生がこの原爆の火を分けて蝋燭に灯し、すぐ近くの文化会館までパレードを行った。中学生は4班に分かれてヒロシマでの体験を発表したがどれも大ホールを埋めた聴衆に感銘を与えたようだ。ある班は、ヒロシマでの原爆式典での市長の決意に感銘し、小泉首相の演説を心がこもっていないと感じたと率直に話した。 子どもたちは真実に触れるとこれほど素晴らしく学び、総括する。教育行政はそのためにある。
by otajcpitabashi
| 2005-11-11 21:20
| 板橋区の政治
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