大田伸一のプロフィール
1953年1月、北海道生まれ。東京都板橋区前野町在住。日本共産党東京都板橋区区議会議員6期。企画総務委員。
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CALAMUS FORTIOR GLADIO
表題はラテン語で「ペンは剣より強し」。ピノチェット軍政下のチリで、記者はこの言葉が刻まれたパッチを胸に、命がけで記事を書いていた。野中広務氏(小渕内閣の官房長官)が、「言論活動で立派な評論をしている人たちのところに、内閣官房費から盆暮れに500万円づつ届けること」について話している。今日から参議院選挙が始まったが、今日の朝日新聞の署名論説は劇場型選挙から熟慮型選挙を望み、「二大政党」拮抗が日本の政治にとってよいとする。「二大政党」が数の上で拮抗しても、消費税10%増税公約のようにまるで同じなら政治は一つの巨大政党による強権と変わらない。メディアが政府からお金をもらって、民主主義は「二大政党」制で本物になるとか、「構造改革」の痛みに耐えれば活力ある未来があるとか、「脱小沢」で民主党は生まれ変わるとか、「消費税が足りない」から社会保障が破綻するとか、およそペテンのような話がまことしやかに新聞、テレビでふりまかれる。これでは、ペンは権力に弱し、という国民にとっての悲劇的状況ではないのか。「デマは民主主義の仮面の下にもっともデマぶりを発揮する」という。菅首相が所信表明で述べた「健康大陸」「アジア経済戦略」「観光立国・地域活性化戦略」「科学・技術立国」「雇用・人材戦略」の柱立ては、4月に出された「経団連成長戦略2010」とその順序も含めて一字一句同じだ。消費税増税は、財界のために国民の生活を犠牲にするためのものとハッキリいうのが、ジャーナリズムの使命のはずだ。
サッカー・ワールドカップの対戦国デンマークの消費税率は17.5%だが、税収の中心は直接税であり、応能負担の税制と大企業の負担で支えられている。消費税率だけ比較しても意味が無い。デンマークの最低賃金は全国一律で、時給2,200円。東京は791円。消費税は社会的弱者にもっとも厳しい税制だが、本当の豊かさは弱者が感じる豊かさでなければならないという当たり前のことが、なぜ増税政治家は思い浮かばないのか。
by otajcpitabashi
| 2010-06-24 15:22
| 政治一般
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